彩のChii-Kura記~☆

猫と小さく暮らす旅行業アラフィフの独り言

【食べきれなかったら持ち帰ろう】海外レストランでのヒント

思うんですが、これまで日本のレストランは、基本的に持ち帰りNGが多かった。

*レストランの味を自宅で楽しみたい

*一人でレストランでの食事(特に夕食)は居心地が…

という人(私か?)の為にも、この習慣は根付いてくれると嬉しいのですが。

*英語では「持ち帰り」を「To go」または「Take away」と言います。↓

sai-no-chii-kura.hatenablog.com

 もちろん、早くコロナが終息してレストランでの食事も待ち遠しいです。

『旅行の楽しみの半分は食べること』

いろんな国や地方の食文化を、そこでの雰囲気と一緒に楽しんで欲しいです。

 

でも、海外のレストランで困ることが一つ、それはとにかく量が多い!

今日は、海外で「食べきれない、残して勿体ない」時のTipです。

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1.海外のレストランは、一品の量が多い

基本的な食べる量が日本人と違うのか、我々の概念の1.5倍から2倍はあります。

↓参考までに、以下はホノルルのレストランでのステーキ。

一番小さいメニューを選んだ時の写真です。

小さそうに見えますが、実際はかなりのボリューム。これに前菜やデザートを加えて全部平らげるのは、一人の場合、少々厳しいです。

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2.食べきれない時は、お持ち帰りができる

海外のレストランで便利なのは、食べきれない時に普通に持ち帰りができること。

レストランのジャンルに関わらず、どこでも結構当たり前な感じです。

 

やってくれるのは、庶民的なレストランばかりではありません。私は以前、アメリカの有名ステーキハウスで、

「サンドイッチ用に切って欲しい」

と頼んで、翌朝、パンに挟んで朝食で美味しくいただきました。

 

お店の人が、残った料理を見て「持ち帰るか?」と聞いてくれることもしばしば。ファミリーでも全然気にせず、複数家族でいても、分けて持って帰ったりします。

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3.なんて言って頼む?「Doggy bag」「To go box」?

Doggy bag」= ワンちゃん用の袋

ですが、これを聞いて本当にワンちゃん用と思う人はいません

「To go box」= 持ち帰り用ボックス

持ち帰りはtake outじゃなくてto goなので、持ち帰り容器のこと

 

Doggy Bag は古臭いという人もいますけれど、もし、単語として覚えているなら、ジャンジャン使っていいと思いますよ。だって、この一言で間違いなく通じますから。

料理を持ち帰れればいいので、正しく通じれば何でもいいと思います。

 

*Can I get a to-go box ? / Can I get a doggy bag ?

*Could you wrap this to go?

*Please make this a takeaway.

あたりが言いやすいんじゃないかと。

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4.日本で食べ残しの持ち帰りが少ない理由

海外の多くの国では、

*代金を支払った以上、料理はお客様のもの

*持ち帰った後は自己責任

という考え方が、ベースにあるのだと思います。

日本では、それ以上に食品衛生の規制が厳しいので、NGになってしまうことが多いのしょう。また、日本は「豊なお弁当文化」がありますよね。

普通の生活の中で、

*店舗の中で食べる = レストラン

*持ち帰って食べる = お弁当

って図式があるので、レストランの料理を持ち帰るという概念が薄かったのかもしれません。でもこれは、今回のコロナ禍で、だいぶ認識が変わったと思います。

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5.フードロスを失くしたい

海外で持ち帰りを断られたことは、記憶にありません。

残った料理を持ち帰りたいと言われるのは、美味しかったということ。お店にとっても、食べ残されるより嬉しいことです。

 

ですが、日本では、

「お持ち帰り時間やお召し上がり時間が分からないので、ご遠慮ください」

と丁寧に断られたことが何回かあります。でも、持ち帰った後は、お店の責任ではないし、お皿に残った料理は私が支払ったものだと思うんです。

私が買ったものなんだから、私が持ち帰ったっていいんじゃないかと。

 

昨今、フードロスへの関心が高まっていますが、日本はまだまだな印象です。

海外旅行先のレストランでは、食べ切りたくても無理なことがありますから、

遠慮なく「Doggy bag, please」と声かけてみてくださいね。