最近、どっぷりファミレスのお世話になっている私。
モーニングは、ガストの「目玉焼きセット・スープ・ドリンクバー付き」が多いかな。時々、トーストをパンケーキに変更してシロップかけて食べてます。
実は「モーニングサービス」って、いかにも日本らしい素敵な和製英語です。
ファミレス話題続きで、今日の話題は、
通じない英語の一つ(英語じゃないな)「モーニングサービス」です。
- ・Morning Service 本当の意味は礼拝
- ・朝食のモーニングサービスは何て言う?
- ・お得なことはサービスじゃない
- ・Morning setも通じない
- ・まとめ morning=朝、朝食ではないので注意
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・Morning Service 本当の意味は礼拝
morning = 朝
service = 提供
そう訳すると、朝食の意味でも良さそうですが、実は英語には、morning と service の2つの単語からなる熟語があります。
morning service =朝の礼拝
教会で行われる朝のミサことです。
なので、海外で「モーニングサービスはありますか」と聞くと、きっと、聞いた人を熱心な信者と思って、近くで朝礼拝をしている教会を案内してくれるはずです。
朝ご飯をやっている所ではなくて💦
・朝食のモーニングサービスは何て言う?
日本語で、モーニングサービスと聞くとお得感があるように聞こえますよね。
だとすると、Breakfast Special(ブレックファースト・スペシャル)でしょうか?
お得なランチセットのことを、Lunch Specialって言ったりするので。
ただ、この言葉を、あまり見ないような…
朝食 = 「Breakfast」 簡単に言ってこれだけかと。
グランドメニューとは別に朝食を提供している場合は、
お店前の黒板に「Breakfact menu」(朝食メニュー)と書いてあったり、別のメニューカードが用意されていたりします。
・お得なことはサービスじゃない
ちなみに、英語でserviceとは「何かを提供すること、または提供されるモノ」の意味で、安くするとか、タダにするの意味はないです。
なので、もし海外で「サービスしてよ!(安くしてよ)」と言いたい時は、
「service」ではなくて「discount」を使ってくださいね。
日本語では、サービス=「タダ・お得」という意味に使うので、
「お安い朝食セット=モーニングサービス」
という言葉が生まれたんだと思います。
・Morning setも通じない
上で述べたようにMorningに朝食の意味はないので、Morning setと言っても通じません。「set = 組合せ」の意味はあるので、日本語でいうセット(定食)は食事の場合は、set menu になります。
setを使う場合は、Breakfast set menuなら通じます。
・まとめ morning=朝、朝食ではないので注意
いつも思うんですが、和製英語の言葉感って本当にすごいです。
モーニングサービス、モーニングセットと聞けば、誰でも
*喫茶店やホテルなどの飲食店で食べる洋風の朝ご飯
*絶対コーヒー・紅茶付き(お味噌汁やお茶が付いててもある)
*コーヒー1杯飲むより絶対お得
とイメージしますよね。自宅の朝ご飯を想像する人はいません。
なので、絶対的に英語のBreakfastとは意味が違う。
英語では、家の朝ご飯も、職場のサンドイッチやマックでも、ホテルの豪華バイキングでも、朝食は「Breakfast」の一言だけですから。
あっ、バイキングは食べ放題の意味じゃないので、これも通じません💦
その話はまた次に、和製英語は奥が深い・・・
ではまた、ちいくら☆彡