彩のChii-Kura記~☆

猫と小さく暮らす旅行業アラフィフの独り言

【彷徨うブログ】そもそも何で一般人の私が書こうと思ったかというと…

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そもそもブログを書こうと思ったのは、何故かというと、

いつも頭の中に沸いてくる文章を吐き出したかったから。

 

もしかしたら、そんな感覚で雑記ブログ書いている人、少なくないんじゃないかと思うのですが、

1人でいると、その時々に感じていることや、意見や様々な思いが、具体的な文章になって頭の中を流れているのです。

 

そんなこと、ありませんでしょうか?

(そうでないと私だけが変人になってしまうので、そうあって欲しい!)

 

頭の中で文字が流れるイメージとしては、

ニュース番組の画面に、右から左に流れるテロップ文字のような感じです。

ただそれは、テロップみたいにサラサラとした流れではなくて、

言葉の湧き出し口は、例えるなら、海底や池の底で、地熱を吐き出す穴。

その穴から、飽和になった言葉が不規則に、ボコッ、ボワッ、ボコッ、と溢れ漏れてくる感じ。

しかし、テロップになった言葉の列に出口がないらしく、まるで有害なガスか何かように、頭の中に充満していきます。

早く放出して、拡散させて薄めないと、どんどん濃度が上がって息苦しくなる。

その息苦しさを何とかしようと、ブログに書き始めたような気がします。

 

じゃあ、ブログを書き出す前はどうだったかというと、

これもまたイメージですが、頭の中に換気窓がありました。

吐き出される文字列は、その窓からフェードアウトするように消えていたようです。

 

頭の中の『換気窓』

それは、毎日のタスクであったり、課されている仕事であったり、

人との会話であったり、先の予定だったり、

楽しみな計画だったり、何気ない当たり前の日常です。

それが、思考を濃度を下げて、ちゃんと開放してくれる心の通気口だったようです。

その換気窓が上手く機能していない今、濃度が上がる頭の文字列を消化しようとブログに手を出したというわけです。

 

それなら、もっとじゃんじゃん書けばいいものを、

なのですが、頭の中の文字列は、実はかなりいい加減でした。

ブツブツと独り言のような言葉はいくらでも出てくるのに、いざ、可視化できる文字にしていこうとすると、なかなか思ったことが書き表せません。

頭の中の文字は、アチコチに飛ぶ思考の切れ端の連続でしかなく、自分以外の人に何かを伝える表現にはなってなかったからです。

 

それでも、ポツポツと書いてきましたが、自分が書いたものを振り返ってみると、どれもこれもゴワゴワです。

まるで甘味がなくて歯触りの悪いトウモロコシみたい。(涙)

文体はマチマチだし、話題はテンデンバラバラだし、個人的な泣き言はあるし、

一体全体、「何を書いているのだか?」と凹んだら、もっと書けなくなりました。

 

だいたい、私の頭の中の文字列を人に見せたところで、何にもならないよな、と。

で、半年経っても40記事にも満たないまま、約1か月、止まっておりました。

 

結局のところ、カッコ悪いのが恥ずかしくなったから、口をつぐんだだけか、

自分に凹んだといえば、自省しているようで聞こえは悪くないけれど、

正直なところは、自分が書いたものと人のブログと見比べて、

統一感のないデコボコとした自分の過去記事が、恥ずかしくなったってことでした。

それで、何かカッコつけようとして、

頭の中の文字列じゃない何か話題を探さねばと、アレコレ策を考えてるうちに、

何が書きたいのか分からなくなり、

行き詰まり、不相応に、ただ、止まったってだけの話です。

 

あらら、私、バッカじゃないの?

ちょっとやったくらいで、サラッとやれるほど器用じゃないだろ、自分。

 

何でも同じかな。この感触って、語学に似ていました。(笑)

かつて昔、若かりし頃、海外添乗でトラブル対応や交渉した時、

とにかく自分の意見や主張を伝えたくて、ボロクソの英語で話していたことを思い出しました。

貧しい表現力、稚拙な語彙、間違えだらけの文法…

それも、子供のような風貌のちっこい日本人女子が何か言っても、

相手にとっては、猫が「ニャー、ニャー」言っているくらいにしかならなくて、

何度、恥ずかしくて情けない思いをしたか。

 

恥ずかしい思いや、情けない思い、誤解をたくさん繰り返して、

語彙を調べて、表現の仕方をストックして、人の言い方を真似て、

そうするうちに、次第に、交渉や駆け引きをする術を覚えて、

段々に、人並に会話が成り立つようになったんだよな、たしか・・・

 

最初からスマートに上手く喋るなんて無理って言ってたよな、

でも喋らなければ、言葉は絶対に上達しないって言ったよな、誰かに。

 

こじつけみたいですが、ブログ書くのも一緒かもね。

たかが半年で、良い感じに書こうというのがおこがましい話でした(苦笑)

「とにかく、どんどん書け」という上級者の方々の意見は、

語学を学ぶ人に「どんどん話せ」と言っているのと一緒なわけで、

だったら今は、話題飛び飛びの、凸凹ブログでもいいわけです。

 

そもそも、特技も専門知識も持たない私が、何か書きたいと思った理由が、

消化できない頭の中の文字の吐き出しなら、あーだこーだ躊躇する前に、

浮かんだ文字列をちゃんと文章にして、そのグチャグチャ思考を整理したほうがいい。

 

そうやっていくうちに、段々体裁整って、見た目スッキリするんじゃないかなと。

 

それで、もし、いつか、こんな一般人の独り言が、

誰かを勇気づけたり、励ましたりできたらいいなぁと、

企んだりしております、フフフッ

 (⋈◍>◡<◍)。✧♡