彩のChii-Kura記~☆

猫と小さく暮らす旅行業アラフィフの独り言

【みょうがの初夏ご飯】今年は季節の食材を楽しんでみる

お題「#おうち時間

先日5月25日に全国で緊急事態宣言解除になりました。とはいえ、元の生活が戻ってくるには、まだまだ時間がかかりそうです。

いえ、元の生活に戻るのではなく、新しい生活スタイルへの切り替えを目指したほうがいいのかもしれません。それならば、「変えなければならない」と悲観的に捉えるのではなく、「新しく始める」と捉えて、自分の生活を見直すきっかけにしていきたい。

そんな風に思います。

Change = 変える

ではなくて、

Modify = 修正・更新する

です。

・新しい生活スタイル=季節と向き合う

急に身の回りに迫ったコロナ禍に振り回されて、季節を感じることなく春が過ぎ、季節はもう初夏。生活スタイルを変えていくのなら、季節の空気を五感で感じて暮らすのはどうかなと。

意図せずに、時間がたっぷりある生活になったのだから。

これまでは一日中ビルの中で、天気の移り変わりも、陽が落ちたことも分からなかったのが、今は、外を見る時間が増えて、天気や季節の変化が分かります。

「雨雲が出てきたみたい、夕方から降るかな」

「ずいぶん陽が長くなった、7時ってこんなに明るいんだな」

暮らしの中の感触を、前向きのベクトルとして受け入れていきたいです。

・今が旬の「みょうが」

まずは、一人でもちゃんとご飯から見直そう!とスーパーへ。

ゆっくり明るい時間帯に行けるので、食べたいものを想像しながらのんびり店内を回れます。

野菜売り場で目に留まったのが、高知産の「みょうが」

「みょうが」は5月・6月が旬、高知は出荷量一の特産地です。

見ただけで、あの独特のさわやかな香りとほろ苦さが口の中によみがえりました。

うちの実家は高知ではないけど、子供の頃、伯母の裏庭にたくさん生えていて、季節になると笊いっぱい採ってました。

昔は、みょうがは買うものじゃなくて採るものだったな(笑)

素麺やお味噌汁の薬味にしたり、刻んでちりめんじゃこと合わせてご飯に掛けたり、本当に美味しかった。あれ、5月か6月だったのか。

そんな記憶が糸口になって、3年前に他界した伯母の姿や、取り壊された家や庭や裏庭の竹藪が頭に浮かんで、思い出に浸ったりして。。。

そうだ、みょうがご飯を作ろう!

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・初夏にぴったり みょうがご飯

シャキシャキとした食感がいいので、食感を楽しむ食材と合わせると、更に美味しい。また、香りのあるみょうがは酢飯との相性抜群です。なので、うちはちらし寿司風に作ります。

ご飯を炊いて、材料と合わせるだけなので、失敗知らずの超簡単料理。

レシピというほどではありませんが、私流の材料と作り方は以下です。

 

≪みょうがご飯 材料と作り方≫(量はお好み)

・みょうが 縦に二つに切り横にして千切り ※みじん切りより大きめ

・れんこん 酢蓮にして、馴染むように刻む

・大葉 千切り

・いりごま 適量

・炒ったちりめんじゃこ ※炒った方が香りがいいです

・しょうが漬け 材料と馴染むように刻む ※紅ショウガや甘酢漬けでもOK

 

ご飯を硬めに炊いて寿司酢を合わせ、上記の具材をあえて出来上がり。

刻み海苔や、錦糸卵を乗せると色どりも綺麗。

ポイントは、酢蓮といりごま。

酢蓮のシャキシャキした食感と、いりごまの香ばしさが、みょうがの食感と香りと重なって美味しさが増します。今回は、とびっこをトッピングしてみました。プチプチした食感が加わって新鮮でした。

しょうがは、高知の友人のお母さんが漬けた手作りしょうが漬け。これがみょうがと大葉とマッチして、本当に美味しい。毎年、送ってくれてありがとう!!

爽やかな香りと食感のみょうがご飯。

初夏にピッタリです。お気に召したら、ぜひどうぞ💓

 

ちいくら☆彡